「今日も新しい求人、出てないな」――夜、布団の中でマイナビ転職を開いて、昨日と同じ求人一覧を眺めて閉じる。 大学職員を目指し始めた頃の私は、これを毎晩繰り返していました。
実はこのチェック方法には、1つだけ穴があります。大学によって、求人を載せる転職サイトが違うのです。 この記事では、数年間の転職活動で大学職員の求人を追いかけ続けた私が、登録必須だと考えている転職サイト2つと、その使い分けを紹介します。
- マイナビ転職=登録必須。大学・学校法人の求人が集まりやすい定番
- リクナビNEXT=登録必須。マイナビ転職に載らない大学求人の「見逃し」を防ぐ
※2つとも登録・利用は無料です。「どれが一番良いか」ではなく「網を何枚張るか」で考えると、迷わず選べます。
大学職員の求人はどこに出るのか|前提の整理
最初に、大学職員の転職で一番大切な前提を共有します。それは「大学職員の求人の出方は、民間企業と少し違う」ということです。
大学職員の公開求人は、主に「大学の公式採用ページ」と「転職サイト」の2か所に出ます。 つまり、誰かが紹介してくれるのを待つのではなく、自分で見つけて、自分で応募するのが基本スタイルです。 だからこそ、「求人を見つける網をどう張るか」が転職活動の最初の設計になります。
なお、大学の公式採用ページ側は、主要私立大学27校を当サイトの求人情報ページで毎朝自動チェックしています。 転職サイトとあわせて使ってください。
大学によって「載せる転職サイト」は違う
見出しのとおりなのですが、これを知らないまま転職活動を始める方がとても多いです。 大学は掲載費を払って転職サイトを選ぶため、すべての大学が同じサイトに求人を出すわけではありません。
実際に2026年8月時点で私が確認したところ、京都女子大学(学校法人京都女子学園)の総合職の求人はリクナビNEXTに掲載されている一方で、マイナビ転職では見つかりませんでした。 逆に、マイナビ転職にしか掲載されない大学も多くあります。
件数で見ても、大学職員関連の求人はマイナビ転職で561件、リクナビNEXTで466件(2026年8月22日に私が検索して確認した件数)。 それぞれにしかない求人が、両方に存在します。
つまり、どちらか片方だけを見ている限り、「存在に気づかないまま募集が終わっていた」が起こり得ます。 大学職員の求人は募集期間が2〜4週間程度と短いものが多く、見逃しのダメージが大きいのです。
登録必須の転職サイトは2つ
ここからは3サイトを順に紹介します。いずれも当サイトと提携関係のないサービスですが、大学職員の求人を探すうえで外せないため、編集判断で掲載しています。
マイナビ転職|大学求人が集まる定番
要点|大学・学校法人の求人が集まりやすい定番。リクナビNEXTとあわせて登録必須。
マイナビ転職は、大学・学校法人の求人が掲載されやすい転職サイトとして知られています。 大学職員を目指すなら、登録必須のサイトです。 プロフィールを登録しておくとスカウトが届く機能もあり、財団法人など大学以外の非営利法人も視野に入れたい方にも使いやすいです。 公式サイト:マイナビ転職
リクナビNEXT|「見逃し」を防ぐ
要点|マイナビ転職に出ない大学求人を拾う、もう1つの登録必須の網。「見つけたらその日のうちに応募できる状態」を作っておく。
「マイナビ転職に登録したから、もう大丈夫」――ここに先ほどの落とし穴があります。 京都女子大学の例のように、リクナビNEXTにしか載らない大学求人が実際にあるため、マイナビ転職とセットでの登録が必須です。
リクナビNEXTは、会員登録をしなくても求人の閲覧はできます。ただし、応募には会員登録が必要です。 志望大学の求人を見つけてから登録や職務経歴の入力を始めると、応募書類の準備にあてたい時間がそのぶん削られます。 先に登録を済ませて、「見つけたら、その日のうちに応募できる状態」を作っておくのが安全です。 新着求人のメール通知を設定しておけば、毎日サイトを見に行かなくても向こうから知らせてくれます。 公式サイト:リクナビNEXT
2サイトの比較表と登録の3ステップ
| 役割 | 大学職員の求人 | こんな人に | |
|---|---|---|---|
| マイナビ転職 | 必須の網 | 561件 (2026年8月22日時点) | 大学求人を幅広く見たい |
| リクナビNEXT | 必須の網 (見逃し防止) | 466件 (2026年8月22日時点) | 志望大学を絶対に見逃したくない |
※求人数は検索条件によって変わります。最新の件数は各サイトでご確認ください。
登録の順番|3ステップ
- ステップ1:網を張る――マイナビ転職とリクナビNEXTに登録し、新着求人のメール通知を設定する(合わせて15分ほど)
- ステップ2:公式ページの網を足す――当サイトの求人情報ページをブックマークし、週1回チェックする
- ステップ3:書類を先に仕込む――求人が出てから書類を作り始めると間に合いません。書類選考突破ロードマップで応募書類を先に準備しておく
「網を張る → 書類を仕込む → 出たら即応募」。 募集期間の短い大学職員の転職は、この順番が勝ち筋です。
利用する前に知っておきたい注意点
注意1:転職サイトがすべてではない――大学の公式採用ページにしか出ない求人もあります。転職サイトと公式ページ(当サイトの求人情報ページ)の両輪でチェックしてください。
注意2:メールが増える――登録するとスカウトやお知らせのメールが届くようになります。転職用のメールフォルダ(またはアドレス)を分けておくと、大事な新着求人を埋もれさせずに済みます。
注意3:求人件数は日々変わる――この記事の件数は確認時点のものです。「今日はゼロでも来月出る」のが大学職員の求人なので、網を張ったまま気長に待つのがコツです。
まとめ|「見逃さない状態」を今日つくっておく
- 大学によって載せる転職サイトは違う。網は2枚(マイナビ転職+リクナビNEXT)が基本
- 応募には会員登録が必要。「見つけたらその日のうちに応募できる状態」を先に作る
- 網を張ったら、応募書類の準備に時間を使う
網を張り終えたあとにやることは、志望動機と職務経歴書の質を上げることだけです。 「気づいたら募集が終わっていた」という後悔がなくなるだけで、転職活動の焦りは驚くほど減ります。 全体の流れは大学職員への転職法 5stepにまとめているので、あわせてどうぞ。


